「ポイ」をご存知でしょうか?
ハワイアンフードの中で頂点に立つ食材です。
今回は、ハワイアンの主食であるポイについて、ハワイで栄養士をされているSayuriさんに一体ポイは何なのか?どうやって食べるのか?どんな栄養があるかをご紹介していただきます。
ポイって何?
ポイは、根菜(ブレッドフルーツ、タロ芋、又は、プランタン)から作られるポリネシア伝統的主食です。
ポイには、ハワイアンポイ、サモアンポイ、タヒチアンポイがあり、それぞれ異なります。
ハワイアンポイは、薄い紫色のペースト状の食べ物で、タロ芋の球茎を焼くか蒸すかをした後、粘りが出るまですりつぶして作られます。すりつぶす工程で水を加えて、液状からパン生地の硬さまで、好みの粘度に仕上げます。ちなみに、ハワイではこの粘土の違いを、指何本で掬って食べられるかで表現します。
ポイはどうやって食べるの?
ポイは出来立てで甘いうちにすぐ食べるか、何日か置いて発酵させてヨーグルトに似た酸っぱい香りがしてきたところで食べることもできます。
酸味が効いたポイはあまり口当たりが良いものではなく、一般的に塩つけの魚の付け合わせや、ロミロミサーモンと一緒に食します。
もしくは、パンや焼き菓子等を作る時に酸味を加えるための材料としても使えます。
ポイは他の食材同様、スムージーにして飲むこともできます。
ポイの栄養価は?
タロ芋は、カリウム、ビタミンA、C, B-6, マグネシウ、その他沢山の栄養素を含む低脂肪、グルテンフリーの炭水化物です。
*Above mentioned Percent Daily Values (%DVs) are based on 2,000 calorie diet intake. Daily values (DVs) may be different depending upon your daily calorie needs. Mentioned values are recommended by a U.S. Department of Agriculture. They are not healthbenefitstimes.com recommendations. Calculations are based on average age of 19 to 50 years and weighs 194 lbs.
上記の%DVは農産省が勧める体重88kgの成人19−50歳位が必要な1日の摂取量2000カロリー食に基づくものです。1日に必要とされる摂取量には、個人差があります。
腎臓疾患や糖尿病を患っていると、適した食べ物として適していませんが、折角ハワイの滞在、食事療養規制に許される範囲で、量を調整して少しだけ、味を楽しんでみてください。
大さじ1杯 (15ml)に、カリウム約28mg、ナトリウムとリンは殆ど含まれていません。
商品のパッケージに付いている栄養分析ラベルを見て、自分の食事制限内で量を加減してください。
ラベルを読むにあたり、まず最初にServing Size を確認してください。
全ての栄養素の値は、Serving Sizeに基づいて作られています。
次に、個々の食事制限によって、必要な栄養素、Proteinタンパク質、Carbohydrate炭水化物、Phosphorusリン、Potassiumカリウム、Sodiumナトリウムの値を、確認してください。
お店で買えるタロやポイ食品
- タロブレッド
- タロドーナッツ
- タロチップ
- タロパンケーキ
- タロプリン(Kulolo) (タロ、ココナッツ、ココナッツミルク、ココナッツ水、黒糖で作られれたデザート)1 カップ(132g): 318kcal, 1g タンパク質, 70g 炭水化物, 72mg リン, 387mg カリウム, 19mg ナトリウム
- ポイもち (Ankolanis)
- ポイスムージー
Hanalei Taro & Juice Company のフードトラックで、タロもち、タロバーガー、ポイ、タロプリン、タロスムージー等、色々なハワイアンフードが販売されています。
住所 5-5070 Kuhio Hwy B, Hanalei, HI 96714 (営業時間 10-14時)
本日はここまでです。
ありがとうございました。
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- 投稿者: hiromifuruta
- 投稿日: 2021年7月7日