ハワイ旅行の際に海外旅行保険に入らない方がいます。
しかし、突然の体調不良やケガでハワイの病院にかかるときに旅行者保険に入っていないと高額な費用の請求をされます。
今回は、ハワイの医療費についてです。
ハワイ(アメリカ)に国民健康保険はない
日本のように国民健康保険という制度はありません。
個人がそれぞれ民間の保険会社から健康保険を購入します。
保険会社や保険のプランによって、カバーされる病院や金額も変わります。
会社に勤めている人は労働時間が一定時間を超えると会社が健康保険を払ってくれます。
ただし、会社が入っている健康保険のため自分で選ぶことはできません。
医療費は後日請求がくる
日本の場合は診察が終わった後、会計で支払いをすませますが、ハワイの場合は、ほとんどのケースでその場での支払いをしません。
※すでに自己負担額が決まっている場合などはその場で払うことがあります。
まずは、病院から加入している保険会社に請求がいき、保険会社はカバーしている分の費用を払い、残りが個人に請求がきます。
そのため、診察後、しばらくしてから請求が届きます。
実際の請求書
実際に3月10日に受診した定期健診の時の請求書が届いたので紹介します。
- 診察代:$134.78
- エコー代:$261.47
- 予防措置代:$135.00
- 消費税:$25.03
- 合計:$556.28
定期健診の費用が$556.28です。
この費用の内、保険会社がカバーする費用の合計が$540.23です。
そのため、自己負担額は$16.04になりました。
保険に入っていない場合は、$556.28が自己負担額になります。
アメリカの医療費は高い
上記のようにアメリカの利用費は高いです。
定期健診の費用が5万円以上でした。
盲腸の手術に300万円かかるといわれています。
また、入院代も1日$30万円かかるといわれています。
2018年にカカアコのウォールアートを家族で見に来ていて日本人旅行客のお父さんが近くの公園のトイレを使用したところ襲われて、病院で緊急手術をしました。
その時に旅行保険に入っていなかったために、後日800万円の請求が来たという話もあります。
海外旅行保険は必須
ハワイは、楽園ですが、海や山などアウトドアアクティビティが多いためケガをする可能性もあります。
また、普段と違う環境で体調が悪くなる場合もあります。
そのため、病院に行く可能性を考えて必ず海外旅行保険に加入することを勧めています。
宿泊日数やカバー内容によって値段は変わりますが1人3000円くらいから加入ができます。
ハワイ旅行の際には必ず海外旅行保険に加入してください。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
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- 投稿者: hiromifuruta
- 投稿日: 2021年7月4日