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【ハワイの食材】ハワイの定番フルーツ・リリコイを解説

「リリコイ」をご存知でしょうか?

ハワイによく来られる方は、この名前をよく耳にすると思います。

ハワイの定番フルーツの一つです。

今回は、リリコイについて、ハワイで栄養士をされているSayuriさんにご紹介していただきます。

リリコイって何?

リリコイは、パッションフルーツのハワイ名です。

日本では花が時計の様に見えることから、「果物時計草」と呼ばれます。

ちなみに、パッションは「情熱」の意味ではなく、「キリストの受難」を意味します。

パッションフルーツの蔓の由来は北アメリカで、1920年代にハワイに入ってきました。

荀は夏ですが、年間を通して市場に出ています。

果実はベリーの一種で、丸い形から楕円形で、熟した時は、柔らかい物から硬いものもあり、黄色、もしくは、濃い紫色になります。

果汁たっぷりの果実には沢山の種かあります。

リリコイはどうやって食べるの?

色々な国でパッションフルーツは食されますが、果実をそのまま食べるより、果汁を使って加工品として、香りや味を引き立てることに使われています。

ハワイでも果汁本来の酸味を利用して、他の食べ物 (冷たいデザート、焼き菓子、かき氷シロップ、等)や飲み物 (ジュース、カクテル、等)に混ぜるのが一般的です。 

リリコイシロップは、肉や野菜をマリネにすることにも使われます。

また、ハワイでは、生で食べることもあります。

半分に切って果肉と種を掬い出して食べたり、種を濾して果汁だけを飲んだりします。

リリコイの栄養価は?

生のリリコイは、73%が水分で、22%が炭酸化物、2%がタンパク質、0.7%が脂質から成っています。

生の果実1個自体は約50gで、食べられる部分は18gで、そのうち4.2gが炭水化物、1.9gが繊維質、タンパク質と脂質は殆どなく、カリウム63mg、ナトリウム5mg、1日に必要とされる摂取量の9%のビタミンC、1%の鉄分、1%のビタミンB2、1%のリンが含まれています。

皮は食べられません。

*Percent Daily Values are based on a 2,000 calorie diet. Your daily values may be higher or lower depending on your calorie needs.

上記の%DVは農産省が勧める体重88kgの成人19−50歳位が必要な1日の摂取量2000カロリー食に基づくものです。1日に必要とされる摂取量には、個人差があります。

参照元:https://ndb.nal.usda.gov/

 

腎臓疾患や糖尿病があっても、生のリリコイ1個は安心して食べれそうです。

加工された物は、商品のパッケージに付いている栄養分析ラベルを見て、自分の食事制限内で量を加減してください。

ラベルを読むにあたり、まず最初にServing Size を確認してください。

全ての栄養素の値は、Serving Sizeに基づいて作られています。

次に、個々の食事制限によって、必要な栄養素、Proteinタンパク質、Carbohydrate炭水化物、Phosphorusリン、Potassiumカリウム、Sodiumナトリウムの値を、確認してください。

お店で買えるリリコイ食品

リリコイのジェリー

パンに塗って食べます。

リリコイのジュース

リリコイのパンケーキミックス

レストランですと、カイルアにある”Moke’s Bread and Breakfast”のリリコイのパンケーキがおすすめです。

 

Moke’s Bread and Breakfast

住所:27 Hoolai St, Kailua, HI 96734
ホームページ:https://www.mokeshawaii.com

 

本日はここまでです。

ありがとうございました。

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